グローバルにビジネスを展開する企業のグループ財務管理の課題となる
海外銀行口座接続、オペレーション体制構築を支援します。
グローバルにビジネスを展開する企業のグループ財務管理の課題となる海外銀行口座接続、オペレーション体制構築を支援します。
グローバルビジネスを展開する企業の財務管理業務においては、TMS(財務管理・資金管理システム)やERP(基幹系業務システム)の導入により、集中管理の体制を敷いてオペレーションの仕組み構築を行うケースが一般的です。
しかしながら、運用を開始するには、まず、国内外の対象口座銀行宛ての情報発信依頼やベンダーとのデータ受信テストの連携等の業務を社内で行う必要に迫られます。国内金融機関とのやりとりについては比較的容易に行えるものの、海外各国の金融機関と直接やりとりし、必要情報の取得と接続やテストを行うことはハードルが高く、財務管理担当部門の負担となっています。
さらに、メインバンクと各国の金融機関の間の契約やオペレーション体制づくりも必要となり、これらの準備作業をすべてクリアできない場合は、海外事業拠点の財務情報の一元管理をスタートすることができません。
当社では、財務についての有識者を集め、Treasurers Club of Japan としての活動を開始しました。第一弾として、多国籍企業の抱えるこれらの課題に着目し、グローバル財務管理の高度化を支援するサービスの提供をスタートしました。
各国金融機関のプロトコルに精通した金融機関の実務経験者が業務をご支援します。
東京共同会計事務所のグループ海外口座情報・銀行接続サポートサービスでは、クライアントの財務担当者に代わり、海外事業拠点、グループ企業等の銀行口座情報との接続及びオペレーション体制の構築業務を行います(弊事務所は、銀行口座の保有者ではないので、実際にはクライアントの黒子として、依頼状、返信の評価、データ接続テストのアレンジをおこなう形になります)。クライアント企業の財務管理の高度化に貢献します。
■海外銀行口座情報の電子データによる取得
海外事業拠点が口座を保有する現地銀行宛てに、情報発信依頼、データ仕様確認、価格確認等を行い、各種契約書、申込書の作成を行います。
■接続テストの代行
TMS/ERPベンダー宛てにデータ受信テストの依頼を行い、接続テスト及び結果評価を実施します。
(クライアント財務管理ご担当者もお立会いのうえ、テストを実施する場合もあります)
■その他の業務
送金依頼を集中管理されたい場合には、メインバンクと海外銀行双方へのヒアリングにより、銀行間契約(MT101)、オペレーション体制構築に関するアドバイスを行うことも可能です。但し、口座情報取得に比べ、かなり難易度は上がります。
齋藤 隆之
財務管理高度化支援
マネージャー
TKAO JOURNAL